私の信念は、誰か1人だけが得をして笑うのではなく、関わった全員が笑い、互いに感謝の気持ちを持って仕事を終えること。たとえ1人当たりの得する量が減ったとしても、全員が笑える状況を作ることを常に第一義と考えて行動しています。
26歳で中途入社して以来、ずっと営業の担当です。営業は役所、大手建設会社から仕事を受注するのが主な仕事。業務に関する情報収集や人間関係構築に力を入れ、また現場の意見をよく聞き、よい形で仕事に反映できるよう心がけています。
さる東日本大震災で海岸線に甚大な被害を被られた東北地方において、現地の建設会社への協力を申し出ました。当時、東北地方は港湾建設において緊急復旧工事の発注件数に対し絶対的に技術者・下請業者が不足。そのタイミングでご縁があり、地元の港湾業者の方から大きな仕事をいただき、現在も東北地方で工事のお手伝いをさせていただいております。今後は東京湾で発注が予想される大規模工事等で、逆に東北から応援に来ていただけるようにとの社長の考えのもと、全力で営業活動を続けています。
職場はとても明るい雰囲気で、営業と現場のチームワークが良好です。現場サイドの話をよく聞き、きちんと理解した上での営業活動を心がけているからです。積算(全体の工事費の計算)の精度も優れており、大手建設会社から協力依頼のお声掛けをいただけるほどで、クオリティの高さが誇りです。全員の力を結集させた結果、公共事業を落札した瞬間は皆でガッツポーズをとって喜ぶ! そんな一体感をもった会社です。つい先日も、ある護岸補修工事を請け負った際、日程的には非常にタイトだったにもかかわらず、皆で力を合わせ、工夫を凝らして取り組んだ結果、工期内で工事を無事完了しました。完成後、役所の方から「たにもとの底力を見せてもらった!」のひと言。今まで積み重ねてきた全員の苦労が報われる思いで感無量でした。
このような技術と信頼を維持できるのは、全力を出しきる仲間がいるから。人こそ、たにもと建設の宝です。これからも社員全員が一丸となって、よりよい仕事へと取り組んでいきます。